「アルジュナ=リトマス紙(人生論的な意味で)」という仮説

をちょっと提唱してみたくなりました。
とりあえず今の時点ではっきり言えるのは、私はアルジュナを「電波説教アニメ」としか捉えられない人とは思想が合わないなぁ、ということで。環境問題云々については受け入れられなくてもいいんだけど(本当はダメだと思うけど)、人間関係についての問いかけをすっぽり度外視したらダメでしょう、というね。あなたは何を見てたの?と問い詰めたくもなりますよ……。
それでも、数年後に見たら感想は凄く変わっているような。とりあえず主人公カップルは見ていて微笑ましくもありリアルでもあり。てかなんで、時夫はすごく現代人でヘタレの癖に、時々鋭い真理を口にするんだろう。いろんな意味で心臓に悪いわ!さゆりとのやりとりで「人を好きになるのはその全体が好きだからに決まっているだろう、『特定の性質が好き』とかそんなこと言えるわけない(要約)」とか素で言い放たないでよ!ばか!(取り乱した)
あと、九話(地上波未放映)は、内容についてはノーコメント。でも、この話は映像的な構成も秀逸だったのでおすすめです。

あと、アニメを観終わったときに「心がここになくて、何か答えを探してさまよっている状態」を初めて経験した気がします。衝撃は想像以上。それにしても、なんでこの作品はこんなにマイナーなんだろう?謎です。